みなさんの知らない国産食器の世界

みなさんの知らない国産食器の世界

☞生活に上手に陶器を取り入れる 方法 ☞絶対におすすめな国産食器 とは ☞簡単に食卓を彩る 方法 の3つを重点としてご紹介。ツイッター、インスタやってますのでプロフィールを参照してくださいね!

みなさんが知らない国産食器の世界

みなさんが知らない国産食器の世界 -信楽焼編-

どうも!

サッカー大好き食器屋さん 大隈圭将です。

 

本日ご紹介するのは、皆さんご存知、たぬきの焼き物で知られる信楽焼(しがらき−やき)です。

f:id:zaccamocca:20171204202838p:plain

 もとを辿れば、これもやはり安土桃山時代に茶道の道具として重宝されていました。

茶道の本山が京にあったことから、滋賀県という近場で、さらに良質な土があり、美的にも優れたものを焼くことができる滋賀県信楽の地は当時の職人たちにとってユートピアのような存在だったのでしょうね。

 

 

土の風合いをそのままに、丈夫で水を弾く性質から土器と磁器の中間の炻器(せっき)と呼ばれる性質をもつ信楽焼。

焼けば火のような赤さを表し、その窯の灰がビードロ(ガラス)を含むために、自然に艶のある部分が生まれるという偶然の産物とも言えるような様相は、千利休が好んだ質素であり美を含むに適合し、広く愛用されるようになります。

 

そうした小物の美を好まれつつも、その丈夫さから大物にも採用される信楽焼は水瓶や火鉢や壷の他に、やはり代表すべき狸の焼き物があります。

しかし、もとは茶器として流行った信楽焼。実はたぬきとの関係性はまだ60年ほどしかありせん。

陶芸家の藤原銕造が祖で、昭和天皇が行幸の際にたくさんのたぬきの焼き物日の丸の旗を掲げて迎え入れてくれたことに感銘を受け、そこから全国に広まったとされています。

こう見てみると、小物から大物まで丈夫に自由に作れることが最大の特徴かもしれませんね。

 

ちなみに、たぬきは現在は「他を抜く 」という縁起物として愛用されているようです。

徳利をもっていることから居酒屋の前に置かれていることがありますが、これは果たしてイメージとして置いているのか、野心の塊なのか...(笑)

 高度経済成長の日本には非常にマッチした縁起物だったかと思いますが、今はどうなんでしょうね?

あまり商売敵を意識している店は軒並み潰れた気もしますが...

 

閑話休題

 

そんな信楽焼ですが、世界大戦後には金属不足から引く手あまたでしたが、今は置物や食器の他に建材としての需要が高いようです

 

このようなお手洗い、見たことありませんか?そう、居酒屋でよく見かける洗面ボウルですね。

徳利やたぬき、洗面ボウルと日本の居酒屋と信楽焼の結びつきは以外にも強いのかもしれません。

 他にも家のタイルや

 

 表札に

丈夫で耐水性があるという特性と、土のあたたかな表現をいかしているといえますね。

食器を除けば一番みなさんの身近にある焼物かもしれません。

 

では、今日はこのへんで!