みなさんの知らない国産食器の世界

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みなさんが知らない国産食器の世界 -備前焼編- その①

どうも!

サッカー大好き食器屋さん 大隈圭将です

 

本日は日本遺産にも指定されている備前焼について。

 

備前焼も岡山県備前市という地域で作られる陶器を指しています。

歴史はさかのぼること平安時代から続く日本古来からの焼物です。

釉薬(ガラス質を含むコーティング剤)を塗らず、干寄(ヒヨセ)と呼ばれる粘土を1,000数百度の高熱で長時間焼くという技法が使われています。

現代では床がコンクリートなど非常に硬化してしまったのでそうもいきませんが、鎌倉時代などは「投げても割れない陶器」としてその丈夫さが注目を浴び、日用品として愛され、多分に漏れず桃山時代からは茶道具としてもその存在を強めていきました。

 

 備前焼は長時間焼き固める過程で灰が器につき、その灰すら溶けて模様となるので、基本的に一点ものとなります。

そしてその模様の違いを窯変(ようへん)と呼び、主に7種類の窯変があります。

 

【胡麻(ごま)】

 薪の灰が融けて生地にくっ付く事でゴマのような模様ができる。

よく見かけるポピュラーな窯変ですね。


【桟切り(さんぎり)】

桟切の「桟」とは、窯の壁のことを指し、そこに器を置くと灰に埋もれます。
そうすることで、直接火を避けることができ、色づきをあえて変えることができるわけです。 


【緋襷(ひだすき)】

これもまた藁(ワラ)などを巻きつけて火のあたらない場所を作ることで、白地を多くしたり、その藁が焼け溶けて赤い色を付けたりとコントラストを作ることができます。


【牡丹餅(ぼたもち)】

焼く際に器の上にぐい呑みなどを円形のものを置くことで、該当部分に色が付かず、白くなります。そのカタチが牡丹餅のようになることからそう呼ばれています。

猫の肉球とか、できそうですね(笑)


【青備前(あおびぜん)】

個人的にツボなのはこの青備前。

青備前は焼いている最中、窯の中で空気があたらないところに置くことで青くなります。焼き方1つで真っ青になったりあえて筋をいれたりと渋くカッコいい焼方です。

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【黒備前(くろびぜん)】

こちらもまた渋い!!

一度失われた技術を現代で再現したといわれる技法です。

厳密には黒いだけでは黒備前ではないそうですが・・・そのバックグランドも相まって非常に男心をくすぐる一品なのは間違いありません。


【伏せ焼(ふせやき)】

これは上下別の色がでるように、あらかじめどちらかにかぶせものをしておく技法です。上下のラインの部分には藁を巻きつけておくなど細かな工夫も相まって高級感の強い印象がありますね。

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しかし画像も相まって長い・・・(笑)

ので今日はここまで。

初の2部制!次回も備前焼をご紹介します!!

 

では、また!